パパ様の認知力が落ちてきた時のお話です。
パパ様は我が家の主でしたから
我が家に関するものはパパ様名義のものがたくさんありました。
「パパ様だけが知っている」ということもありましたので
私達家族にはわからないことも出てきました。
例えば
・家のネット回線はどの会社と契約をしているのか
・契約書が見つからないからお客様番号がわからない
・契約者本人でないから、契約の内容確認や変更ができない
などの困り事も起きてきました。
どうすれば
家族みんなが共有できるのか
必要な時に簡単に確認ができるには
どのようにすると良いのかを考えました。
パパ様名義の契約を洗い出す
まず
家の中のパパ様名義の契約を洗い出しました。
「生活インフラ」について
・電気会社
・ガス会社
・水道会社
・家のネット回線
・固定電話
・携帯電話会社 携帯電話番号
預金について
・現在使っている金融機関
保険について
・生命保険
・医療保険
住宅について
・家の名義
・住宅ローン
がパパ様の名義でした。
結構たくさんありますね。
ではここから
契約内容などの詳細がわかる書類を集めていきます。
家中の書類を集めて、契約内容を洗い出す
モノを捨てるのが苦手なパパ様ですから
大切な書類はどこかに保管してあるはずです。
パパ様本人にも参加をしてもらい
書類の大捜索を始めました。
・預金
につきましては、
通帳がありますので把握できました。
・生命保険関係の書類
・住宅に関する書類
につきましては
冊子になってまとめたものを契約会社から渡されておりました。
部屋の隅に避けてありましたので、すぐに発見されました。
電気会社・ガス会社・水道会社につきましては
請求書や領収書から内容を把握しました。
携帯電話につきましては
大手キャリアが大好きなパパ様ですから
昔からの、あの大手で間違いありません（笑）
契約内容が不明なので
その辺りをハッキリさせました。
最後まで分からなかったのが
家のネット回線
固定電話（ネット回線とセット契約でした）
でした。
と言いますのも
その当時、パパ様はネット回線を数回乗り換えをして
最終的にはどこの会社と契約をしていたのか
分からなくなったからです。
それに
ネット回線とプロバイダーが異なる会社でしたので
ネットに詳しくない私はどこに連絡すれば良いのかわかりません。。。
わからないながらも
残っていたネット回線の書類を片手に
契約したと思われる会社へ電話をかけていきました。
その際に
パパ様には隣にいてもらい
本人確認の際に電話口に出てもらいました。
本人から私に委託されたことが契約会社に確認できましたら
私から色々な問い合わせができるようになります。
※本人が電話で内容確認をするのが難しい場合
本人確認まで電話口で行ってもらい
その後に委託された人からの問い合わせが可能になる場合が多いので
困った際にはお試しください。
そして
ようやくどこの会社と契約をしているのかが
判明しました。
ここまで判明しましたので
まとめていきます。
ファイルにまとめる 定位置にしまう
パパ様名義の契約について
全容がわかりました。
これを
紙に打ち出して
ファイルにまとめました。
見つかった契約書などもファイリングしておきます。
この作業をしておくことで
今後、パパ様が色々なことを思い出せなくなっても
慌てずに対応ができます。
そして
その書類のファイル
その他の家の書類や保険の書類などは
家族がわかるように定位置に
保管することにしました。
今後、私の身に何かが起きて
家族の誰かが対応しなければならないことがあるやもしれません。
家族の誰もが把握できていることが大切です。
まとめ
大切な家族に
「最近、物忘れがひどくなってきた」
「認知力が落ちてきた」
などと感じたら
本人名義の契約を家族が確認しておくと安心です。
また、家族がその情報を共有できるように
契約会社や内容をまとめたり
契約書類などを定位置で保管しておくことをお勧めします。
普段から
家族のみんなが対応できるように
仕組みを作っておくと
いざと云う時に役立ちます。
ぜひお試しください。
