介護者だからこそ自分を一番に労って大切にしていく♪

わたしの暮らし・日常
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家族が優先! 自分のことは後回しなの?

介護生活を続けていると
自分よりも介護を必要とする家族を優先にしていくことが
多くなっていきますよね。

ましてや、子供たちはまだ自立をしていない状態です。

家の中の介護も
生活費を稼ぐための仕事も
家の家事も
子育ても
同時並行で進めていかなければなりません。

時には無茶をして
自分の身体に負担をかけ続けたこともありました。

そんな時は
私の心もギスギスしていて
家族のみんなの笑顔が少なくなっていたと思います。

ガムシャラに働き続けたある日
ふと 思いつきました。

あれ?
私はいつも自分のことを一番後回しにしていたわ!

自分の人生なのに
一番大切な自分をいつも最後にするなんて
もったいない

私が幸せにならなきゃ
家族全員が幸せになれないじゃない!

そう気がついた私は
早速、行動に移しました。

「家事」は家族の手助けを借りなくてもいいくらい無理のない範囲で

子供たちも小学生の高学年ともなれば
色々なお手伝いができるようになるはず・・・
なのですが、
反抗期に入った彼らは
とても言うことを聞いてくれません。

それどころか
お風呂掃除を頼んだだけで
「できない理由」を素晴らしい弁論で
並べ立ててきます。

聞いているだけで
私の方はぐったり(笑)

でも、自分が無理をして
家事を続けても
私が倒れてしまっては
家族全員「共倒れ」家族になってしまいます。

そこで
身体の負担が重くなってきた感じた
それ以上の家事はしない

ということに決めました。

・ご飯が作れなかったら
インスタント食品でも冷凍食品のご飯でもスーパーのお弁当でも良い

・お洗濯ができない時は
洗濯機に山積みになってても気にしない

・お部屋に掃除機がかけられなくても
死なない

そんな風に「お気軽」に考えるようにして
身体の負担を軽くするようにしました。

家族のみんなが気軽に家事に参加できるようにシステム化をはかる

・「いざと言うときのメニュー」の常備

本当に疲れたときは
キッチンに立つことも苦痛になります。

そんなピンチの時のために
子供たちの大好きな
インスタント食品や冷凍食品、保存の効くパンなどのメニューを準備しておきます。

ポイントは、
いつもは食べられない
ちょっと美味しい食品を準備しておくことです。

子供たちは喜んで
食事の準備をしてくれるようになりました(笑)。

・洗濯物に完璧は求めない

洗濯物の干しはパパ様が手伝ってくれることが多いです。
だが、しかし。。。
身体が動かなくなってきているパパが
洗濯物を干すとどうなるか

ヨレヨレ
シワシワ
ぐちゃぐちゃ
のまま
洗濯ハンガーに干されています。

う〜ん
これは見なかったことにして
干してくれてありがとう
ということにしてスルーします。

・掃除機がけは簡単にできるように

掃除機をかける前に
何かをどかしたり、片付けたりする手間があると
掃除機をかけるのが億劫になってしまいがちです。

そこで、我が家では物を少なくして
できるだけ散らからないお部屋にしておくようにしました。
すると
床の汚れが気になった家族の誰かが掃除機をかけている(笑)

見えるところだけさっと掃除機をかけるだけなら
10分もかかりません。

面倒な工程を減らすと
お手伝いをしやすくなるようです。

ひとりで何もかもを引き受けてしまうと
負担が大きく、
結局は自分が倒れてしまうことになりがちです。

家族が家事に気軽に参加できるようなシステムを作っておく
そんな工夫も有効です。

お母さんの休業日を強制的に作る

今日はお母さんはお休みです!

これは意識的に作っていかないと
なかなか取れないものでした。

主婦ってどれだけ家事や、雑事があるのか
と思うくらい
なんやかんやとありますよね。

パパ様の受診の付き添い
ケアマネジャーの訪問対応
銀行の振り込み
住宅ローンの払い込み
日常生活品の補充
食料品の買い出し
月謝の用意
学校行事への参加
進学希望先の見学会

などなど
フルタイムでお仕事をしていた私の休みは
一体いつなのか・・・

とても悲しくなることもしばしば

そこで
「この日は絶対!! 何にもしない日」を
強制的に作りました。

でもね
この頃は絶対何にもしない日は
ひたすら寝ていたのですけどね(笑)

それほど疲れていたのです。

自分の身体を酷使しすぎてはいけませんね。

素敵な私でいるために 心と身体のメンテナンスを続ける

鍼灸治療ってご存知ですか?
私は20代の頃から、鍼灸治療院に通っています。

細い針で身体のツボを刺激してもらい
回復をはかる治療です。

鍼を刺されたとき
痛みを伴うこともありますが
その後の疲れの取れ方がとても心地良いのです。

私がこれほど通い続けたところは他にありません。

それに
治療の間
自分は気持ちよ〜く、寝てるだけですので
楽ちんです。

私の通う鍼灸院では
「未病」(発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態)
で治療することを大切にしています。

病気になってからの治療は大変ですからね。
私の1番の元気の源は
お世話になっている鍼灸院からいただいております。

こうして、今日までなんとか健康と言われる状態で
過ごしております。

まとめ

ここ数年は特に
パパ様の介護の必要性が急激に上がったこと
生活費の確保のための仕事の負担が大きかったこと
などから、
自分にかかる負担が大きく
心も身体も悲鳴をあげていたのではないかと思います。

介護って
じわじわと負担が大きくなってくる
長丁場のマラソンのようなものだと思うのです。

自分だけで抱え込まず
完璧は目指さず
上手にみんなに手伝ってもらうように
工夫をしていきたいと思います。

まずは自分が良い状態でないと
周りのみんなも良い状態を保ち辛くなります。

心と身体のメンテナンスも忘れずに
今まで頑張った私を一番に労って
素敵な自分であり続けたいと思っています。

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