「妻の私」の介護負担を減らすには

わたしの暮らし・日常
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介護が必要な人と一緒に暮らすということは
一緒に暮らす人にも
少なからず「介護」の役割があると思います。

「介護」の負担は少ない方が
お互いにゆとりのある生活ができると思います。

今日は
私がどのように介護の負担が少なくなるように工夫をしているのかを
ご紹介したいと思います。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ♪

出来ることだけ手伝って!

人にはそれぞれ「得意なもの」と「不得意なもの」があると思います。

我が家の子供達はと言いますと
二人とも、今は「介護は不得意なもの」に入ります。

身体の能力だけでなく
認知力の低下もある我が家のパパ様は
自分たちの父親としても受け入れられないところがあると
子供達は話します。

「自分のおじいちゃんならお世話ができるかもしれないけれど
父親だと思うとなんだかできないのよ。。。」
と娘は心の内を話してくれました。

無理に介護を手伝ってもらっても
お互いに良い思いはしないと思います。

そこで
パパ様の介護以外で
手伝ってもらえることはないかと
聞いてみました。

・掃除機をかけるくらいならOK
・洗濯物を干すまでならできるよ
・適当だったら食事は作れるよ
・アルバイトをして学費やお小遣いは稼ぐよ!
とのこと

私ひとりに何もかもの負担が集中しないように
できる部分を引き受けてもらうようにしました。

そして
子供達に長く続けてもらうために

「自分のレベルでの評価をしない」
感謝』と『褒め讃える』」

ことを心がけました。

子供達がやってくれる家事ですから
私から見れば
こうしたらもっと良くなるのになぁ・・・
と思うこともしばしば

でも、ここは自分レベルで評価せずに
やってくれたことに対して
「ありがとう💖〜〜〜」
「助かるよ〜〜💖」
時々見かける上手なことに
「すごいね〜」
「この部分が特にいいよ〜〜」
と伝えることにしています。

大人だって
自分のしたことに指摘を受けたら
ガッカリすることが多いですからね。

やってよかった!
と思ってもらえると
長続きしやすいと思います。

自力でできることを増やす

パパ様が自宅で生活を続けるためには
一緒に暮らす家族の負担ができるだけ少なくすることが重要です。

自力でできることをひとつでも増やしていくように
身の回りを整えていきました。

例えば
適切な介護用品を使用する
周りの環境を整えて、自分ひとりでできるようにする
などです。

パパ様の場合は
立ち上がりの際に
捕まる柱があれば自力で立てますので
つっぱり型のポールを設置。
トイレまでの動線には手すりを設置し
自力で移動できるようにしました。

また、パパ様の着替えや小物は
一つの収納棚にまとめ
シャツ・ズボン・下着・靴下と分類して
取り出しやすくしています。
今のところは自力で着替えの用意ができます。

飲み物大好きなパパ様なので
ピッチャーとコップは
手の届くところにセットして
自由に飲むことができるようにしました。

ちょっと工夫をすると
自力でできることがあるかもしれません。

どうしたら自力でできるのか
アイデアが浮かんだら
すぐに試しています。

介護保険制度のサービスを利用してプロに頼む

介護はもはや家族だけでは抱えきれない問題になっています。

その部分を補うべく
日本には介護が必要な方に、その費用を負担してくれる介護保険制度があります。

この制度は介護が必要になった高齢者を
社会全体で支える仕組みです。

利用するには
色々な手続きがあり、
サービスを受けられるかどうかの審査もあります。

認定を受けることができれば
自己負担率が1〜3割で
様々なサービスが受けられるようになります。

我が家では
デイサービス
ショートステイ
を利用しています。

このサービスを利用するようになってから
家族は休息の時間が取れるようになりました。

介護サービスを利用する際には
色々な利用条件があります。

担当ケアマネジャーさんに
どんなサービスがあるのか
どのサービスを利用すると
家族の介護負担が軽減するのかを相談して
利用すると良いかと思います。

自分に負担をかけすぎない

「介護」と言いますと
一般的には
お身体の不自由な方などの行為を助けるお世話
になります。

介護をされる方々の中には
私のように
生活を維持するためのお仕事も同時並行で行わなければならない方も
いらっしゃると思います。

そうなりますと
さらに「介護の負担」が重くなりがちです。

お仕事が終わり、疲れて帰っても
家事があり
さらに「介護」が待っている状況です。

しかも、介護は長期で続くことの方が多く
そのことがさらに負担となっています。

介護の多くは
私が引き受けてきましたが
今、自分が倒れてしまっては
この家族を維持することはかなり困難になることは
容易に予想できます。

私が楽に過ごせることなら
どんなことでも検討の余地あり
としています。

上手に手を抜いて
自分を楽にさせてあげることが
家族みんなの幸せに繋がると思います。

まとめ

自宅に介護が必要な人がいる家族の負担は
できる限り軽くすることが
望ましいと思います。

特に我が家では
妻の私にかかる負担は介護だけでなく
家計も支えなければならない状態でしたので
私の方が先に倒れてしまうのではないかと
思われていたほどです。

負担の大きい介護生活は長続きしません。
楽をして良いのです。

自分ひとりで「介護」を抱えるのではなく
負担を分散させることが
長い介護生活を続けるコツだと
私は考えます。

私も幸せに生きなくちゃ♪ ですね

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