信頼できるケアマネージャーの選び方

介護
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ケアマネジャーとは
「要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じ、
介護サービスを受けられるように介護サービス等の提供についての計画(ケアプラン)の作成や、
市町村・サービス事業・施設、家族などとの連絡調整を行う者」とされています。

介護保険を利用した介護サービスは
ケアプランをを立てないと利用できません。

ケアプランは家族でも作成することはできますが
その場合は介護保険課への書類の提出や
サービス事業所との連絡・調整等はすべて利用者や家族が行うことになります。
これは私のような一般人には、かなりの手間と負担がかかります。

現在のところケアマネージャーの利用料について、自己負担金はありません(2022.7月現在)
専門職であるケアマネジャーに依頼するのが一般的となっています。

在宅での介護ケアをトータルでマネジメントするケアマネージャーは
介護サービスを受ける方、家族にとっての
要の役割になります。

在宅での介護がスムーズにできるかどうかは
ケアマネージャーの力量にかかる部分が大きくなります。

ここでは
・信頼できるケアマネージャーの探し方
・ケアマネージャーを選ぶポイント
・ケアマネージャーとのお付き合いの仕方について
ご紹介をさせていただきます。

ケアマネージャーはどうやって探したの?

介護保険の認定調査を受け、要介護認定を受けたら
ケアマネージャーを探します。

ここで

「要支援1・2」の認定を受けた方は
「介護予防サービス」を受けることができます。
「要支援」の人のケアマネジャーは地域包括支援センターが担当することになります。

お住まいの地域の「地域包括支援センター」に電話を入れましょう。

「要介護1・2・3・4・5」の認定を受けた方で
自宅での介護サービスを受ける場合は
居宅介護支援事業者(ケアマネージャーを配置しているサービス事業所)と契約して
ケアマネージャーにケアプランを作成してもらいサービスを受けることになります。

ケアマネージャーを探すには
・地域包括支援センターに相談する
・地域のホームページや介護支援の冊子などで居宅介護支援事業者を探す。
・周囲の方からの口コミ・紹介
などの方法があります。

どこが良いかわからない場合は
お住まいの「地域包括支援センター」に相談することがお勧めです。
地域の居宅支援事業者の情報を持っていますので
ご利用者に合った事業者を選びやすくなると思います。

我が家では
地域支援包括センターに相談して
居宅介護支援事業者が決まりました。

信頼できるケアマネージャーとはどんな方?

信頼できるケアマネジャーを選ぶポイントについて
私は、その方のお人柄とお仕事の能力を見ています。

・利用者本人だけでなく、家族の状況も合わせて考えてくださる方
・介護サービス事業者のサービス内容を把握し、適切な事業所を紹介する能力のある方
・本人と家族に介護サービスの選択肢を提示することができる方
・介護サービスやその他の支援サービスなどの知識が豊富なこと
・守秘義務を守ってくれること
・連絡が取りやすいこと
・緊急時の対応が早いこと

です。

我が家では
パパ様が要介護認定を受けてから
介護事業所の閉鎖でケアマネージャーが変更になり
現在は二人目のケアマネジャーさんです。

お二人とも仕事のできる方でしたが
現在のケアマネージャーさんは
毎月の訪問時にはパパ様の話をじっくりと聞いてくださり
私のことも気にかけてくれ
家族の状況にも合ったプランを立ててくださる
とても信頼のおける方です。

介護に追い詰められそうになった時も
いつもそばで支えてくださいました。
本当に感謝をしています。

ケアマネージャーとの付き合い方

さぁ、晴れて介護支援事業所との契約が完了し、
ケアマネージャーが決まりました。

初回訪問の際には
ケアマネージャーに
・利用者の病状・現状
・家族の現状
・利用者・家族の介護に対する希望・要望
などを伝えます。

ケアマネージャーが利用者に合ったプランを立てやすいように
本人・家族の情報をあらかじめまとめておくと
伝え忘れがなくて良いです。

また、毎月1回は利用者の自宅を訪問し
ケアプランが現状に合っているか
本人や家族に変化はないかなどを確認していきます。

私は
・毎月の受診の結果
・家庭での状況
・(本人にわからないように)困っていることなど
をお伝えしていました。

また、突然の利用者の状態急変などの時も
連絡を入れて相談してみましょう。
介護サービスや支援で状況に合ったものを
提案していただける可能性があります。

我が家では
パパ様が急に歩けなくなり、
車椅子の依頼をケアマネージャーに依頼したことがあります。
その際には
車椅子を依頼当日に手配してくださった他
我が家の状況をご存知でしたので
在宅での生活は困難と判断され
緊急ショートステイの利用を提案しながら
ステイ先を押さえてくださったことがあります。
素晴らしいケアプランでした!

ケアマネージャーに適切なケアプランを立ててもらうためにも
介護サービスを受ける側も情報を提供したり
協力体制ができていると良いですね。

まとめ

ケアマネージャーは介護サービスを受けるための要となる存在です。

まずは、本人・家族がそのケアマネージャーが信頼できる存在であるかどうか
を判断していきましょう。

適切なケアプランを立てていただくには
本人・家庭の状況をケアマネジャーに詳しく伝える必要があります。

ケアマネージャーとの信頼関係が築けていれば、
家庭の内情などの悩みや不安も相談もしやすくなります。

また、ケアマネージャーがプランを組みやすいように
本人・家族の方も情報の提供や
要望をうまく伝えるなどの配慮ができるようになると良いと思います。

信頼できるケアマネージャーとタッグを組んで
納得のいくケアプランを作成していきましょう。

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